産んだときのこと

出産予定日を10日過ぎて、では促進剤での出産にしましょうかとなりまして、

陣痛いつくるかいつくるかな日々とおさらばかー、でも急にくる陣痛体験してみたかったなー、でもいよいよ今日生まれるのかーと、わくわく夫婦で産院へ。

めっちゃきれい、完全個室(きれいおしゃれ)、お祝い膳あり、母乳に優しいご飯、バースプランあり、

な、贅沢なクリニックでして、マタニティヨガの教室もあったり、待合室にはコウノドリ揃ってて読んだ。

バースプランには、

旦那立会い

旦那以外いれないで

静かな環境で無音で(基本プランだとなんかプゥーンプァーンみたいなやつ流れる。)

イルカの映像流さないで(基本プランだとイルカの映像観ながら産む。)

照明とか工夫しないで(基本プランだと、ピンクとか緑、青の淡い照明が変化していく。)

等、記入し、提出済み。

 

点滴開始ですぐ何か来るわけでなく、朝から初めて、お昼ご飯は何事もなーく点滴しながら食べて、だんだんとあれ?おかしいなーと思ってるうちに、

あ!これ今までの陣痛かな?って思ってたのとレベル違いのやつきた!って始まりました。

話に聞くとおり、硬いものでおしり押してもらうとよい!

旦那は的確な仕事でグーにしたこぶしでお尻を抑え続けました。おそらくめっちゃうまかった

でも、思いのほか先に進まず、 夕方には一度促進剤の点滴をやめることになりました。

事前にネット漁っていた私は、この苦しみをまたゼロからスタートして2日間やったりした方々の話が自分の身にもか、と、絶対に1日で産まれる気でいたのに、と、急に焦りました。

このきてる波を逃したくないと、焦りました。

おそらく胎児もようやく母が急にやる気になったなとやれやれかと思ったのかなんだか、点滴をやめ一時間すぎた頃、今までと比べようがないやっばい痛みの中にいました。その中で、今日はお祝い膳の日なのでケーキがありますと、持ってきて、それどころじゃないから冷蔵庫へというやりとりがぼんやりありました。

おしっこがしたくなり、看護師さんを呼んだところ、いやこれもう産まれますからおしっこ行っちゃだめですとなり、すぐ産む部屋へ。

そっからは、無言で、宇宙と対話できそうな精神統一っぷりでした。もう産むモードに一人で入ってたので、助産師さんも、もう産みたいのねと言ってすぐに出産になりました。

急に進んだため、イルカの映像見ながら照明変化もありプァーンポヤーンっていう音楽も流れてましたが、もはやどんな状況でも構わぬドラゴンボールの戦いにでれそうな自分でした。

体感としては5分程で生まれました。

赤ちゃん胸にのせてもらい、正直感想覚えてない

ここで、医師が到着。会陰の裂けたところを縫い始めます。

つづくよー